この際、社名変更でもするか?
少し前の話になるんですけど、うちの会社と関わりの深い印刷会社が社名を変更しました。社名についていた「印刷」という文字を取ったんです。その会社の人に「社名変更の効果はどうですか?」と聞いたところ、「何の会社なのか余計にわかりにくくなりました」と苦笑されていました。社名が仮に「小日本印刷」だったら「小日本」になるだけなので、確かにわかりにくいですよね。
印刷だけでなく多様なメディアを扱うようになるから、印刷に特定しない社名にしようとしたんだと思うんですが、よく考えるとちょっと後ろ向きな感じがします。いわば「印刷を奥に引っ込める」というような感じになってしまうんじゃないかと思うんですね。
もっと積極的に「印刷」を「メディア」とか「パブリッシング」とかに置き換えて、「小日本メディア」とか「小日本パブリッシング」とかにした方が、「あらゆるメディアをトータルに扱いますよ〜」って感じがして攻めの雰囲気がでるんじゃないかと思います。
ただ大事なことは社名を変えることじゃなくて、社名を変えるという議論を全社員で行うことだと思います。経営側が先走って、社名だけ変えても社員は白けてしまうと思います。うちの会社でいうとデジタル化・DTP化で、なんとなく一段落してしまい、次の方向性を社員が共有できていないように思うんです。だから結果として社名は変えないという結論に至ってもいいので、とにかくこれからどういう会社にしてゆくのかを真剣に議論するために、社名変更をひとつの契機として議論するっていうのもアリなんじゃないかと思います。一般的に「これからの社の方向性は?」てな議論をしても、どうも盛り上がりに欠けるような気がするのですが、「社名を変えるぞ!」とインパクトのあるテーマがあれば議論も盛り上がるんじゃないかと…どうでしょう?

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