印刷会社のWebサイトは難しい
現在、自社のWebサイトのリニューアルを検討しています。
が、今時の印刷会社のWebサイトって難しいです。
印刷会社のWebサイトっていうと、どういう印刷機があるかとか、Macが何台あるかとか、そういう製造業としてのスペックを誇示するサイトが未だに少なくありません。これでは受注促進に役立つWebサイトとは言い難く、むしろ同業他社が競争相手の事情を調査するのに役立つサイトになってしまいます。
かつて90年代の頃、Acrobatの日本語版が出た当初に当社のシステム図とか、DTPの入稿時の手引きみたいなものをPDFにしてサイトにアップしていた時期があります。まだPDFを活用している事例が少なかったので、Adobeさんのサイトから活用事例としてリンクを張って頂いたこともあり宣伝効果は高かったです。スポットではありますが年間1千万以上のお仕事を頂いたお客様(今も取引は継続しています)や、ロサンゼルスからお仕事を頂いたこともありました(こちらは3回ほどお仕事し、3回目で音信不通になり踏み倒されてしまいましたが…)。そうやって「DTPやデジタル対応に積極的です」というのをアピールするだけでよかった時代もありました。
それでは達行かなくなり、製造スペックではなくサービス紹介主体のサイトに変えたんですが、アクセス解析とか見ると検索されて訪問されているキーワードと、実際のサイトに大きな食い違いがあったりするし、どうも販促ツールとして有効に機能していないってことがわかりリニューアルすることになりました。
まずは特定の顧客層にむけては、その顧客層向けのサイトを用意することは決まりました。また当社として提供できる各種Webサービスの案内やデモ用のサイトも必要だろうということになりました。しかしコーポレイトサイトの方が、なかなかまとまりません。
Webの中では、うちの会社やサイトがどう見られているのか、どういう印刷会社としてアピールしてゆくのか、そういう部分の議論が不可欠になってきています。
しかし業態変革が完了してるわけではないので、業態変革の方向性を議論しつつサイトにも最大限それを反映させたいわけですが、これがなかなか難しい…。
とりあえず「営業が販促に使えるサイト」というのを切り口にまとめてみようとは思っているんですが、どうなることやら…。
自分たちの会社の事業をどう定義しなおすか(ドメイン戦略とかいうらしいです)というのを、真剣に考えないとサイトの方向性すら出てきません(苦笑)。
とりあえずは試行錯誤の日々が続き、リニューアルしても、またリニューアルとかになるかもしれませんが、自分たちのドメインがハッキリするまでねばり強く進めていく必要がありそうな気がします。

はじめまして。東京の某中小印刷会社でデザイン・ディレクションをしているひぐと申します。どのエントリもためになり、また考えさせられる内容が多く、大変勉強になります。
特に11/1の「印刷物のPDCA」でも触れられている「印刷物をいかにメディアとしてクライアントに認識させるか」は僕自身も最近悩んでいることでもあり、大変興味深く拝見させていただきました。
その中でも印刷物の効果測定に頭を悩ませています。新聞広告やWebページと異なり、見る人々を特定しにくいパンフ等の印刷物の効果を、いかに定量的に扱うか…というか本当に説得力のある数字に落とし込む事自体可能なのか?なんてことをつらつら考える日々です。
後半グチになってしまいすいません(笑)。これからも頻繁に覗かせていただきますので、本業に差し障りのない程度にがんばってください。
いままさしく同じことをわが社でも考えています。
現状のWebサイトは5年以上前に作成されたものでいまとは環境も取引先も大きく異なるのでいい加減更新しないといけないだろう、と。
そこで問題なのが自社でやるか外注するか、です。
ある人は「いま技術レベルに追随していないサイトは効果がない。だから外注すべき」といい、ある人は「自社で作成するレベルのもので問題はない」といい、ちょっともめています。
私は後者の意見なのですが、世の中的にはやっぱり専門業者に外注しているんでしょうか?
その業界と仕事したことないので相場がわからないのが一番躊躇する原因なんですよね〜。
そもそもサイトになにを載せるかが練られていない状態で議論しててもしかたないと思うんですけどね(^^;