なんでも“2.0”は、やめてくれ

Web2.0という言葉が流行だしてから、電話2.0とかなんとか、なんでも2.0をつけるのが流行りだしました。
Web2.0という言葉自体をバズワードだという人もいるけど、元々はそれなりの定義もあったわけで、バズワードとは言えないだろうと思います。しかしそれに飛びついたマーケッターやプランナーが、手当たり次第にWeb2.0という言葉を使い出して、結局何がWeb2.0なのかわからなくしてしまい、どんどんバズワード化していったとも言えるでしょう。
バズワードが好きなJAGATさんは、いずれこの「なんでも2.0」の波に乗るんだろうと思っていましたが案の定でした。
●まさしくメディア2.0(紙メディア2.0、印刷2.0)
http://www.jagat.or.jp/story_memo_view.asp?StoryID=10503
冒頭のリード文を引用すると『Web2.0に代表されるように何かに2.0を付けるのが大流行しているようだが、Page2007のテーマであるメディアはWeb2.0に最も影響される分野であり、まさしくメディア2.0(紙メディア2.0、印刷2.0)というものである。』…だそうで、なんだそりゃ?って感じです。
だいたい紙メディアや印刷にバージョンがあったとしても2.0みたいな低いバージョンじゃないでしょう?何考えてるんでしょう?
ワンソース・マルチユースとか、クロスメディアとか、私に言わせれば印刷業界にとってはバズワード同然の言葉をJAGATさんは一生懸命振りまいてきたわけですが、今度はメディア2.0(紙メディア2.0、印刷2.0)とか、これからも言い続けるんでしょうか?勘弁して欲しいです。
「なんとか2.0」っていうのは、変わってきている、変化しているっていう“雰囲気”を伝えるのには役立つかもしれません(そういう意味では文字どおりバズワードです)。でも、なんとなくわかった気になったり、なんでもそれで括られてしまうので、いったい何が大切なことなのか、自分にとって考えたり修得しないといけないことは何なのかを見失わせたり無用な混乱を招くことが多いと思うんです。

印刷工業組合なんかでいうと、次世代の印刷業のあり方を明らかにすることは死活問題なので、より具体的・実践的に深めていこうという姿勢が見えますが、どうもJAGATさんは抽象的な議論が多いように思います。まぁ団体の性格の違いと言えば、それまでなんでしょうが、なんかJAGATさんは暢気だなぁ と思うのは私だけでしょうか?余計なバズワードを生産して、混乱させたり邪魔しないで欲しいと思うのは私だけでしょうか?

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コメント:1個

  1. スペインより、 2007/1/17 水曜日:

    こわい

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