企業内SNS=喫煙室説
今日のITproに企業内SNSは「たばこ部屋(喫煙室)」だという意見が書かれていました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070316/265402/
別にSNSの意味をSmoker’s Network Systemに定義しなおそうなどという話しではなく(当たり前ですね)、以前は喫煙者が集まる喫煙室で、部門の垣根や上下の違いを超えた情報交換がされていて、それが結構重要な役割を果たしていましたが、最近では喫煙者が減ってきていてそういう機会が減っています。企業内SNSは、そういう部門・上下の枠を超えた、ラフな情報交換ができる「喫煙所」的な機能を果たすのではないかという話しです。
確かに、ちょっと前まで「社内で一番大事なことは喫煙室で決まる」って、うちでも言われていたような気がします。もうひとつ。
今の若い人はフラットな情報共有を好むということです。ちょっと年齢が上になると、縦割りのヒエラルキー内での決済を重視し、また対面のコミュニケーションを好む傾向が強いと思います。しかし若い人は、そういう風通しの悪い環境には息苦しさを感じるみたいです。なのでSNSで、ゆるやかな情報交換ができていることが大事で、先の喫煙所説も含めて、そういうメリットを経営者層に理解させないと、なかなか導入も難しいという話しです。
最近も、うちの会社でこんなことがありました。
ちょっと値の張るソフトを営業が購入したのですが、正規の手続きをとらなかったので、ソフトウェア管理の主管部門である私の部署に報告が来ました。調べてみると、そのソフトを使ってあるサービスを企画しているようでした。
しかし実はそのソフトの存在は私も知っていて、同じようなことを考えていましたが、値段とWindows版しかないことがわかっていたので、他に何かないか探してMac版もあり値段も3分の1ほどのものを見つけ、両者の比較検討をしようとしているところでした。とりあえず検証が終わるまでは、買ったソフトのパッケージは開けないように指示しました。
うちの会社は全社員を網羅するグループウェアがあり、私の部門には部門内SNSがあります。
せめて、そういう問題意識をグループウェア内で発信していてくれれば、無駄なお金を払わずに済んだかもしれません。これと同じようなことは、他にもたびたびありました。
一方、部門内のSNSは日報システム的に運用しているので、あまりラフな話しは出ませんが、それでも誰かが書いた日記やコミュニティへの書き込みがヒントとなって、サービス開発やスキルアップに役だっていると実感します。
印刷会社は、部門間で仲が悪いってことが結構あると思います。「こんなくちゃくちゃな原稿もらってくるとは営業は何考えてるんだ!」とか「何度言ったら現場はわかるのか?」とか「どうしてこんなデータを上げてくるのか」とか、いろいろ揉めるネタには事欠かないのが印刷会社です。
なので、SNSでもグループウェアでもメーリングリストでも何でもいいので、より意識的にフラットな情報共有を実現するこが必要なんだと思います。
今さらタバコを吸うようにしましょうなんて言えませんからね。

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