楽天地獄

「楽天」に出店するお客様のサイトのカスタマイズを、成り行き上しかたなく引き受けたのですが、案の定ドツボにはまってしまいました。もともとこのお客様は、ちょっといわくのあるお客様で、現在当社でホスティングしているサイトの更新でも、意思疎通がなかなかうまくいかず苦労しているお客様でした。しかしその「お客様要因」を差し引いても、ドツボにはまってしまったのです。
それは、楽天のショッピングサイト構築システムである「R-Storefront」というのが異常に使いづらいのです。たまたまこのシステムはバージョンアップし「新R-Storefront」がリリースされたのですが、こらがバージョンアップしたとはいえ、オニ使いづらいシステムなんです。私は楽天の「R-Storefront」を使うのは今回が初めてで「まぁそんなに使い勝手はよくないだろう」と覚悟していましたが、その予想をはるかに超えるダメダメさ。

とにかく、どこをどう変えたら、どう設定が反映するのかの関係性を把握するのに、めちゃくちゃ苦労するのです。しかも設定を変えたからといって即座に反映しない場合もあります。商品カテゴリーを追加して、登録済みの商品に新しいカテゴリーを追加したのに全然反映しません。設定がおかしいのかと思っていろいろ触ったのですが、どうも設定ミスではなさそうだということでコールセンターに電話したら「最大で反映に24時間かかる」と言われる始末。いくら大規模なシステムとは言っても、それはないんじゃないかと思いました。

画面を作成するのにCSSを設定できる機能がないとか、標準で提供されている一部のページのナビゲーションを変えることはできず、それをするには楽天に申請して変えてもらわないといけないとか…。全ページのナビゲーション統一もできないとは、いったい何なのでしょうか?しかもその申請は「R-Storefrontのトップページから申し込みページにいける」とコールセンターの人は話してくれたんですが、いくら探しても見つかりません。ヘルプサイトには検索機能すら見当たりません(あるのかもしれませんが見つかりません)。

以前の「R-Storefront」は新しい「R-Storefront」の上級メニューに切り替えると使えるようになるんですが、古いバージョンが「上級」とはどういうことなのか、これも意味不明です。旧R-Storefrontは機能的には足りないところがあったかもしれませんが、いろんなページをいったりきたり、あちこち設定しまくらなくていい分シンプルだったのかもしれません(それでも使い勝手はよくなかったと思いますが)。

楽天はサポートが充実してるといいますが、どうもそれはマッチポンプじゃないかとかんぐりたくなります。こういう使い勝手の悪いシステムを作っておけば、サポートにたよざらるを得ないし、有料でカスタマイズを受けるというビジネスも成り立つわけだと思いました。R-Storefrontが新しくなったときの講習は有料で15,000円だとか。

こんなのが日本を代表するショッピングモールサービスだと思うと悲しくなります。
まぁ出来が悪くても先行していたためにシェアを握り、その使い勝手の悪さにユーザ側が対応することを余儀なくなれるという「よくあるパターン」なのかもしれません。グループウェアの●イボウズも、私の中では同じようなものと感じてしまいます。もっと言えば●イクロソフトの●インドウズとかもそうなのかもしれませんね(まぁ●インドウズの場合は、楽天や●イボウズほどではないと思いますが)。

すでに楽天は検索して商品がヒットして、そこで比較されて購入されるという流れが基本だと思うし、お店のサイトがどうなっていようと基本的には関係なくなってるんじゃないかと思います(もちろん会社概要だとか、必要な事項は掲示されていなくてはいけませんが)。

ちょっと楽天のショッピングサイトは、このままいくなら、もうそんなに長くないんじゃないかと思うようになりました。私がよく利用する「お持ち帰りの鰻屋さん」も出店するって言ってたけど、大丈夫だったのかなぁ?

とりあえず楽天のカスタマイズ仕事は、今後は基本的に受けたくないなぁと思った私でした。

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