オススメの1冊『Web進化論』
『Web進化論-本当の大変化はこれから始まる』(梅田望夫著) ちくま新書 ISBN4-480-06285-8 税込み777円
もうベストセラーになってるみたいだから知ってる人も多いと思うけど、この本はオススメ。
特に「Web2.0」という言葉に違和感や胡散臭さを感じてる人にはぜひ読んで欲しい。
かくいう私も違和感を感じていた1人。
各所でされるWeb2.0という言葉の説明は、今起こっている事の本質を言い当てていないような感じがずっとしていた。
筆者はWeb2.0について「ネット上の不特定多数の人々(や企業)を、受動的なサービスの享受者でなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス姿勢」がその本質だと指摘する。なるほど、その通りだ、ストンと腹に落ちた感じがする。
そして技術や開発姿勢というデベロッパー側の問題の範疇を超えて、今ネット上で何が起こり、今後10年くらいの間にどう発展してゆくのかということを、社会全体の問題として論じている。
ネットバブルは崩壊し、これからが情報革命の本格的な発展期に入ってくると筆者は指摘するが、私が肌で感じていることは、まさしくそのことなんだと思う。
筆者は私より2歳年上になるんだけれども、それくらいの世代で今までもネットに関わってきた人々は、これから起こる変革を「今までにあった何か」に当てはめて理解しようとするのではなく、丸ごと受け止めて欲しいと言っている。肝に銘じておこうと思う。
全体として小難しい専門用語は出てこず、わかりやすい内容で書かれているので、ぜひ多くの人に読んでもらえたらと思う。

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